よくかめるようになりたい

かみ合わせとは

生涯を健康で若々しく豊かに過ごすための秘訣は「よく噛んで、よく笑う」ことです。現在の超高齢社会においては、老人性痴呆が大きな問題となっていますが「よく噛む」ことにより、アゴの運動が活発になり、脳への血流をよくし、脳を活性化させボケにくくします。ボケている人の多くは、歯がないか、あっても良く噛めない、または、趣味がないという、身体的にも精神的にも刺激が無くなっている状態です。?刺激のない状態は、目と口が醸し出す表情の中で最も幸福感を感じさせる美しい表情である「笑顔」もなくしてしまいます。「よく笑うこと」は自己免疫力が高められ、健康にもつながります。一生涯健康で心豊かな生活を過ごすためには、“よくかむ”ことがとても大切なのです。? また、「機能美」という言葉がありますが、機能性にすぐれるものは形態的にも美しいと感じられます。その逆に美しい形態を有するものは無駄な動きがなく効率よく作業をします。すなわち「審美性」と「機能性」切り離せないものであり、美しく歯を治すことによりよく噛め、かつスムーズな顎の運動により、歯の修復物も長持ちします。また機能性を十分に考慮し修復物を製作すると、必然的に美しい修復物ができあがってきます。そのため、美しくお口の中を治療するためには噛み合せに関しても十分な知識をもって治療を多なうことが重要です。
さあ、今から美しくかつしっかり噛めるように歯をなおして、豊かで生きがいのある生活をスタートしましょう。

一生涯健康で心豊かな生活を過ごすためには、“よくかむ”ことがとても大切なのです。噛めない原因は痛みによるものを除くと大きく分けて二つあります。歯並びや歯の形がわるいために「噛みあわせが悪い」場合と、「歯がないことによる」場合です。ここでは歯が欠損している場合のさまざまな修復方法を説明します。

可撤性義歯(入れ歯)

可撤性義歯(総義歯:フルデンチャー、部分床義歯:パーシャルデンチャー)は、1本の歯の欠損から全ての歯の欠損に対して、歯およびその周囲組織を修復するために作られる修復物のうち、口腔内から患者自身が任意に撤去し、また口腔内に装着が可能なものをいいます。ブリッジと比較し、隣の歯を削る必要が少なく、適応範囲も広いです。症例により金属性の義歯やアタッチメントを用いた義歯による治療が可能です。これらは薄く、コンパクトであるため装着感もよく、またクラスプ(歯に引っ掛ける針金)を用いずに義歯を製作することができるため、審美性にも優れています。

可撤性義歯(アタッチメント義歯)

アタッチメント義歯

固定式義歯(ブリッジ)

ブリッジはその名のとおり、失われた歯を両隣の歯で支える仕組みになっており、固定式のため装着しても違和感はあまりありません。部位(場所)によっては、天然歯と区別がつかないような治療も可能です。
最近では、ジルコニアという高強度のセラミック材料を用いたブリッジやグラスファイバーを用いたブリッジなどによる治療が可能となってきました。これらの材料は金属を用いないため、金属とセラミックをもちいた修復物と比べ、より審美性に優れています。また金属アレルギーをお持ちの患者様に用いられる場合もあります。
ブリッジ

インプラント

インプラント治療は人工歯根治療ともいわれ、歯の抜けた部分の顎の骨にインプラント(人工歯根)を入れて支柱とし、その上に人工の歯をしっかりと固定する治療法です。
インプラントは生体との親和性が高いチタンという金属で造られています。チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最も安全であり、また顎の骨と結合することが確認されています。インプラントと顎の骨がしっかりと結合すれば、その上には丈夫で安定した歯を作ることができます。
入れ歯ではどうしても満足することが難しかった“食べる・話す”ことも、また審美性に関してもインプラント治療により自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。
インプラント(前歯部)
インプラント(前歯部)
インプラント(臼歯部)
インプラント(臼歯部)
インプラント(全顎)
インプラント(全顎)
平成22年6月1日現在