歯科審美学学習カリキュラム

一般社団法人日本歯科審美学会では、「歯科審美に関する学問と技術を研究し、歯科審美学の進歩発展を図り、顎口腔の形態美・色彩美・機能美の調和が図られた歯科医療を実践する」ことを目的に掲げています。この目的を実現するうえで会員が研鑚する際の指針として「歯科審美学学習カリキュラム」を策定いたしました。本学習カリキュラムの前身として作成された「日本歯科審美学会教授要綱」(平成13年)を骨子とし、この15年間で開発された新たな材料、機器、手技さらには歯科医療従事者として必須となる倫理、根拠に基づいた診療といった内容が包含されています。社会が審美歯科に求めるもの、そして歯科医療従事者が審美歯科を通してどのように社会に貢献できるか、という観点から、A基本的な能力、B臨床的な能力、C審美歯科治療における関連事項と3項目に分類し、それぞれに一般目標、行動目標、行動学習目標を設定し、簡潔にまとめました。各項目には職種に応じた専門性の到達度も表記してあります。


本学習カリキュラム作成にあたり、「教授要綱改訂ワーキンググループ」を立ち上げ、準備委員会も含め4回のワークショップ形式での策定作業を行い、常任理事会、理事会での確認を経て、この度の掲載となりました。しかしながら、将来的には再度見直し、改訂が必要になるものと思われます。本学習カリキュラムを活用することにより、お気づきになった点をお聞かせください。その積み重ねが、生きたカリキュラムになるものと思います。


本学会員が認定医、認定士の取得、更新を目指すうえでの指針ともなることから、今後各種セミナー、学術大会時の企画にも反映されることを願っております。


教授要綱改訂ワーキンググループ
委員長
藤澤政紀
委 員
大槻昌幸、齊木好太郎、
佐藤博信、末瀬一彦、
武井典子、奈良陽一郎、
橋場千織(五十音順)
幹 事
遠藤聡、勅使河原大輔
A. 基本的な能力
良質な審美歯科医療を提供するために、
臨床で求められる基本的な態度・技能・知識を修得する。
B. 臨床的な能力
良質な審美歯科医療を実践するために、
診療で求められる基本的な態度・技能・知識を修得する。
C. 審美歯科治療における関連事項
良質な審美歯科医療を実践するために、
診療に関連する諸項目の態度・技能・知識を修得する。